遺品整理、元気なうちにちょっとでも。

私が初めて遺品整理を体験したのは、30歳前後だったでしょうか。それは嫁ぎ先で身内が無くなった時でした。
祖父が他界した時には遠方でしたので、遺品整理まではしませんでした。義理の家族とすぐそばに住んでおりましたので、私も遺品整理を手伝うこととなったのです。
とはいえ、嫁いですぐの私にできることなど少ないものでした。何せ、一緒に過ごした時間が少ない分、何が故人の思い出の品か、あるいは家族にとっての思い出の品か、というのは検討もつきません。ひとまず私に任されたのは、クレジットカードの整理でした。結構な数でしたので、ひとつひとつカード会社に電話していったのを覚えています。

用途や店によってクレジットカードを分けている方などは、結構な枚数を持っているものです。中には会員費がかかるものもあるので、解約のし忘れがないようにしました。電子マネーカードの残高も確認して、対応を店や会社に確認しておく必要もあると感じましたので、これは今後の経験の中で気を付けていきたいです。
 一般的な物品の遺品整理は、夫や義理の家族が行っておりましたが、趣味の資料や書籍にくわえて家族との写真やビデオも大量にあり、年単位の時間をかけて徐々に整理していました。遺品の量というのは故人のライフスタイルや性格、職業によって本当に量に差があると感じます。私は無趣味ですしものを溜めずに生活する方なので、もし今他界してもそう荷物はありませんが…。これだけは棺に入れて欲しい、とか、これだけ遺しておいてくれればかまわない、というのを、いつ来るかわからない別れに備えて伝えておいてもいいかな、と思う出来事でした。