これから地方で壮絶な歯医者の戦いが始まる件について

過疎化や人口減少は地方都市共通の大問題ですが、その影響は医療分野にも及びます。
人口減少によりサービス需要自体がなくなってしまったら、今まで安泰だった医療分野もうかうかしてはいられないでしょう。
特に歯医者さんはその影響が大きいと私は見ています。

歯医者のほとんどは開業医、町医者として地域密着でやってきたわけです。
本業以外でも、小学校や中学校の歯科検診など地域に関わることで生き残ってきた歯医者さんがほとんどでしょう。
また、外科や産婦人科といった分野に比べれば勤務体制も比較的緩め。
その結果、簡単に開業する人が多かったのです。
それで上手く行って行っていたのは日本の人口が増えていたから。
町のあちこちに新しい歯医者が開業したとしても、人口増加で歯医者にかかる人自体も増えていたので全く問題なかったのです。
ところが、過疎化や人口減少が進むと話は変わります。
歯医者の需要自体が減り、地方では歯医者は多すぎる状況に。
さらに、歯医者のほとんどが開業医のため、大病院後ろ盾もなく配置転換や人員移動で数を調整することはできません。
多すぎる歯医者には競争の運命が待ち受けています。
今後、地方の歯医者では生き残りをかけて熾烈な戦いが繰り広げられるでしょう。