解体工事の終わった古い工業団地に思う

私の自宅から車でおよそ30分行った平野部に、一昔前に栄えたとある工業団地があります。
現在は新事業開拓に伴う工場移転や廃業等が重なり、それらの建物の多くが完全に空きとなってしまい、一部は明らかに老朽化が進んでいるもの。もちろん一部では本格的な建物の解体工事が始まり、所々に更地も目立ち始めたのです。

現在もこの一角にある規模の大きな工場跡地で建物の解体工事が進んでおり、廃材を運び出すトラックの往来が激しくなっているもの。かつてその工場が操業していた当時を越える勢いでのトラックの出入りですから、皮肉と言えば皮肉なものです。
私自身この工業団地や工場群とは全く縁も関係も無いのですが、かつてあった全盛期の賑やかさを通り掛かりで知っているだけに、時代の流れとは言え少々寂しくもあります。
比較的良く残っているのは大手宅配業者の物流倉庫といった程度ですから、やはり製造関連の業績の落ち込みが大きいのでしょう。
解体工事のすっかり終わった敷地内には壁材や鉄骨の破片が小山の様に積み上がり、一種の郷愁の様なものを感じさせます。さすがにもう復活の線は無いのでしょうが、せっかく一度は勢いのあったエリアなのですから、もう一度復活を果たして欲しいものです。