東京で初めて父の職場を訪れた時の体験談

tokyo58東京に初めて訪れたのはまだ小学生の時でした。父親の会社が東京にあったので、母に連れられて見学に行ってみたんですよね。結構大きな会社だったのですが、そこを訪れるまでの交通機関の多さに驚いてしまいました。複雑に入り組んだ地下鉄や蜘蛛の巣のように路線が張り巡らされた電車など、まだ未体験だった私にとってはまさに未知の体験だったのです。行く前の日にはとてもどきどきして眠れなかったのですが、実際に訪れてみるとますます不思議な感覚でした。ただ、未知の体験はとても新鮮で楽しく感じたのを鮮明に覚えています。

その時は大人はこんなに大変な道のりの中通勤しているのだとわかった時には、尊敬すらしてしまいました。そして、何本も電車を乗り継いでやっと東京の父のところにたどり着いた時には、いつもよりもかっこよく父が見えました。自宅ではとくに特徴もなく、ただ優しいだけの父だと思っていたんですが、社会の荒波に揉まれながらも家族のために頑張っている姿を想像して、尊敬したのです。それからというもの、私も大人になって今ではこの大都市で働いていますが、昔の初心を忘れないように切磋琢磨しながら頑張っています。住みやすく、交通の便もいいので、本当によい街ですね。